14曲、54分

スタッフメモ

1990年代、ダンス・ミュージックに急接近したロック。そのムーブメントの、アメリカにおけるキーマンと言えるのが Beastie Boys の「Paul's Boutique」をプロデュースした Dust Brothers だった。単なるダンサブルなロックとは違う、選び抜かれたサンプルの組み合わせによるロック・テイストの創造が彼らの持ち味で、それは同じくプロデュースを手がけた本作「Odelay」でも存分に発揮されている。ロッキンなだけではない。Beck が元来備えている愛嬌と、サイケ、ハード・ロック、カントリー、ブルース、ヒップホップがごちゃ混ぜになったサウンドの相乗効果でとてもキュートなアルバムに仕上がっている。本作が持つ混在感は、方向性は多少違うものの、日本で Pizzicato Five や Towa Tei らが押し進めたラウンジ的な方向性との共通項も感じられるところも興味深い。これは、1990年代という時代が生んだ感覚的なシンクロニシティだったのかもしれない。

スタッフメモ

1990年代、ダンス・ミュージックに急接近したロック。そのムーブメントの、アメリカにおけるキーマンと言えるのが Beastie Boys の「Paul's Boutique」をプロデュースした Dust Brothers だった。単なるダンサブルなロックとは違う、選び抜かれたサンプルの組み合わせによるロック・テイストの創造が彼らの持ち味で、それは同じくプロデュースを手がけた本作「Odelay」でも存分に発揮されている。ロッキンなだけではない。Beck が元来備えている愛嬌と、サイケ、ハード・ロック、カントリー、ブルース、ヒップホップがごちゃ混ぜになったサウンドの相乗効果でとてもキュートなアルバムに仕上がっている。本作が持つ混在感は、方向性は多少違うものの、日本で Pizzicato Five や Towa Tei らが押し進めたラウンジ的な方向性との共通項も感じられるところも興味深い。これは、1990年代という時代が生んだ感覚的なシンクロニシティだったのかもしれない。

タイトル 時間

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