前作から4年のブランクを空けて発表された7枚目のアルバムは、ブッシュ政権やイラク戦争という、アルバム制作時のアメリカの世相を反映した組曲形式の楽曲を収録する意欲的なパンクオペラアルバムとなった。郊外に暮らす主人公の青年、ジーザス・オブ・サバービアと、彼のオルターエゴでもあるセイント・ジミーの苦悩と葛藤の日々を描き、ザ・フーの「Tommy」など、過去のロックオペラ作品をヒントにしながら、自前のポップパンクにポルカやラテン、クリスマスソングなどを取り入れている。グラミー最優秀レコード賞 (GRAMMY®) を獲得したのはパンクバンドとして初。バンドの評価を一段も二段も高めた傑作としてのみならず、再びバンドの結束力と可能性を高めた名作としても名高い。のちに本作収録曲を中心とした同名ミュージカルも製作されている。
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