His Hand In Mine

His Hand In Mine

1960年春、兵役を終えシーンに復帰したエルヴィス・プレスリーは、同年に3作のアルバムを制作・発表している。「Elvis Is Back!」はドゥーワップを含む軽快なR&Bアルバム、「G.I. Blues」は同名映画のサウンドトラックだったが、続く「His Hand In Mind」は教会音楽にも精通した彼のゴスペル集となった。"In My Father’s House"や"Known Only to Him"では厳かで美しいコーラスが際立つパフォーマンスを収録する一方、スピリチュアルナンバーとして親しまれていた"Joshua Fit the Battle"や"Swing Down Sweet Chariot"などはアップテンポな演奏でアルバムに緩急の変化をもたらしている。エルヴィスの表現領域を押し広げたといえる作品。

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