Roger Waters のアイデアによる、ロックオペラ大作。主人公のロックスター、ピンクの人生における栄光と凋落の中で、自分の周りに巡らした心の壁をコンセプトとし、かつてなかったほどの刺激的なアートロックのフォーマットにのせ、ストーリーは展開していく。アルバムで表現されているストーリーの一部は Pink Floyd 自身のことでもあり、またある一部は比喩的に社会生活における抑圧/疎外感を表現していると言われている。アルバムは1曲目の "In the Flesh?" から、"Comfortably Numb" まで、主人公ピンクの躁状態から安定剤を投与されて安定期へトーンダウンするまでの過程を表現。アルバム全体を通して楽曲に生命を吹き込むベースライン、響き渡るドラム、そしてオーケストラ、効果音、歌の断片などと見事にマッチする幻想的なシンセ、"Is There Anybody Out There?"、"Mother" などで聴く事ができる Dave Gilmour のスペーシーなギターなど、すべての要素がアルバムコンセプトと完璧に融合した、ロック史上に残る名盤。 デラックス・エクスペリエンス・エディションには、1979年に「The Wall」制作用に録音された、デモトラックを20曲以上収録。さらに、1980年および1981年のライブトラックも収録。
ディスク1
ディスク2
ディスク3
ディスク4
ディスク5
- デヴィッド・ギルモア
- Led Zeppelin
- スーパートランプ
- ザ・ローリング・ストーンズ