HAPPY HOUR

HAPPY HOUR

一見すると、どこにでもいそうなごく普通のキュートな日本人の女の子が、そのルックスにそぐわぬ Ramones のようなシンプルでラウドなロック・サウンドをかき鳴らす。そして、分かるような分からないような、でもすごくユーモラスでキャッチーな歌詞を、決して流暢ではないものの、味のあるチャーミングな発音でポップなメロディに乗せて歌う。そんな何とも言えないミスマッチ感がオルタナティブ・ロック旋風が吹き荒れていたアメリカを中心に、世界中で大きな人気を集めた。少年ナイフは、ある意味、最強のガールズ・ロック・トリオである。本作は1998年にリリースされた8作目のアルバム。ライブでの定番オープニング・トラックとして知られる “Konnichiwa” や、 The Presidents of the U.S.A. が参加した “すしバーソング(SUSHI BAR SONG)” などが収録されている。歌詞は英語と日本語が混在していて、なぜか食べ物にまつわる曲がたくさん収録されている。そこに深い意味があるのか?……なんて深読みするのがバカらしくなるくらい楽しくてロックな1枚。

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