生ける伝説のロックンロールバンドの健在ぶりを世に示す、実に18年ぶりのオリジナルアルバム。スティーヴィー・ワンダー、レディー・ガガとのコラボレーション曲「Sweet Sounds Of Heaven」を筆頭に、ポール・マッカートニーやエルトン・ジョンらそうそうたるアーティストが参加した本作は、ザ・ローリング・ストーンズの復活の号令にふさわしい会心の一作に仕上がっている。2019年からパンデミックを挟んで断続的に続けられた本作のレコーディングでプロデュースを務めたのは、2021年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞したAndrew Watt。ストーンズとのタッグは、本作が初めてとなる。アルバムタイトルは、空き巣が家に侵入する際に叩き割った窓ガラスの破片を意味するイギリスのスラングから取られたもの。そんなタイトルが醸し出すどこかダーティなムードも、1970年代のストーンズを彷彿(ほうふつ)とさせる本作のパワフルで若々しいサウンドにふさわしいと言える。「Mess It Up」と「Live By The Sword」では2021年に亡くなったチャーリー・ワッツがドラムを担当、彼の在りし日の勇姿がありありと浮かび上がってくるようだ。
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