Ghost Pop

Ghost Pop

ほの暗さときらめきが交錯する、何にも縛られないポップスがここにある。2021年2月リリースの『Billow』以来、コラボレーションシングルやボーカロイド楽曲などを発表するなど多岐にわたる制作活動をしてきた須田景凪が、約2年3か月ぶりにフルアルバムを発表。アルバムオリジナル楽曲に加え、書き下ろしソング、ボーカロイド楽曲やコラボレーションした曲のセルフカバーなどを含む全14曲を収録している。ポップとダークネスを両立させた「ラブシック」、みずみずしい恋を描いた歌詞が光る晴れやかでダイナミックなポップソング「メロウ」、さまざまな楽器を効果音として取り入れたアレンジとシニカルな歌詞のコントラストが小気味よい「バグアウト」、ロマンチシズムに満ちたスローナンバー「終夜」など、これまで踏み入れていなかった領域に果敢に挑んでいる。さまざまな趣向の楽曲がそろう中で共通しているのは、生楽器とDTMを自由にブレンドさせたサウンドデザインといっていいだろう。既成概念にとらわれない大胆なアプローチと、情感豊かなボーカルが楽曲に躍動感を生み出している。矛盾を抱える人間の生きる姿を投影した、まさに『Ghost Pop』というタイトルを体現するアルバムだ。

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