キーボードをはじめ、ドラム、ベース、ギター、トランペットといった楽器を操り、作詞、作曲からミックスまで、全てを一手に手掛けるマルチな才能をもったアーティスト、Kan Sano。複数のシンガーを迎え、打ち込み主体で組み立てられた前作「k is s」から一転して、2年半ぶりとなるアルバムは、ゲストを迎えずに彼のルーツである90年代のネオソウルを生楽器を主体とした現代的な楽曲にアップデート。淡く甘美な歌声が心地よく浮遊する"Stars In Your Eyes"やヒップホップマナーのハウストラック"My Girl"といったヴォーカルチューン、さらにはサンプリングを生かしたビートとフェンダーローズのジャムを聴かせる"DT pt.2"やピアニストとして卓越したプレイを見せるインストゥルメンタル"Sit At The Piano"など、全方位的な才能が余すところなく作品に注ぎ込まれている。このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。