2018年にラッパー、プロデューサーとしてデビューし、トラップやダンスミュージック、アンビエントを内包したアブストラクトなトラックとエアリーな歌声によって音楽の桃源郷を描く玉名ラーメン。楽曲がイギリスの名門レーベルにピックアップされ、プレイリストに選出されるなど、彼女のサウンドと世界観は国境を越えた広がりを見せている。5曲入りEPとなる今作は、不安や苦しみを超えて全てを優しく包み込むように紡ぎ出されたという。美しいピアノの旋律が詩情を運ぶアンビエント「Gate」や、重厚な低音が耽美的な世界を立体的に表現する「kira」など、未来的な響きを持つサウンドが聴き手を音楽の旅へといざなう。