ベッドルームディスコからそのキャリアをスタートさせ、EDMの隆盛と共にダンスミュージックプロデューサーの王者となったカルヴィン・ハリス。その2017年作は、シーンに背を向けるかのような冒険作となった。それまでの特徴だったどこかセンチメンタルなフィーリングを持ったポップなEDMトラックは完全に封印。収録曲すべてが、ゲストヴォーカリストの選定から楽曲自体までブラックミュージックマナーに則ったものばかり。フランク・オーシャンを客演に迎えたことで大きな話題となった "Slide" を筆頭に、サマーフィーリングとシルキーなファンクサウンドにあふれ、彼が思い描いた夏の情景が強く伝わってくる。
- ギャランティス
- Brittany Hazzard & Diplo
- アヴィーチー
- メイベル