Every Day

Every Day

Jason Swinscoe 率いる the Cinematic Orchestra の2ndアルバム。その名のとおり映画的な物語性のあるジャズ・サウンドを聴かせる彼らの、まさに真骨頂とも言うべき7トラックが集結している。美しいハープのイントロから流麗なストリングスへとつながるロウ・ビート・チューン “All That You Give”。Fontella Bass のソウルフルなボーカルをフィーチャーした同曲で幕開けする物語は、アンビエントな長尺曲 “Burn Out” へとつながっていく。シンプルなベースとドラムのコンビネーション “Flite”、再び Fontella Bass を迎えたブレイクビーツ・トラック “Evolution” を経て、“Man With the Movie Camera” へ。1929年にロシアで作られた同名の無声映画にサウンドトラックを付けるというコンセプトで作られたアルバム「Man With the Movie Camera」にも収録されており、このバンドのスタイルを象徴するような物語性を携えた1曲として人気が高い。そしてアルバムは Roots Manuva のラップをフィーチャーした “All Things to All Men”、壮大なラストを飾る “Everyday” へと昇華していく。どっぷりとスピリチュアルな世界にはまりたいあなたにおすすめ。