2021年はテレビドラマやCMソングなど数々の話題曲を発表した4人組バンド、神はサイコロを振らない。キャリア初のフルアルバムとなる本作は、4人の情熱を注ぎ込んだ濃密な20曲がそろった。美しく繊細なバラード、不穏なグルーヴが渦巻くロック、エレクトロとバンドサウンドを融合したアグレッシブなナンバーなど、多種多様な楽曲がバンドのポテンシャルの高さを物語る。n-buna(ヨルシカ)、アユニ・D(BiSH/PEDRO)、キタニタツヤといったアーティストとのコラボレーションソングも収録。バンドの名を広めた「夜永唄」は、伊澤一葉(東京事変)によるピアノアレンジとストリングスを加えたクラシカルなアレンジで、よりドラマチックなムードをまとっている。タイトルの『事象の地平線』は、人類では決して到達できない宇宙の領域の境界を示す言葉で、創り⼿として未知の世界へ⾜を踏み⼊れたいという願いが込められている。