コモンやディアンジェロといったさまざまなアーティストとのコラボレーション、R&B/ヒップホップ系プロジェクトであるRHファクターなど、クロスオーバーな活動が目立っていたロイ・ハーグローヴが久々に手掛けたジャズクインテットによる作品。サックスのJustin Robinsonを残して一新されたメンバーによる、新鮮な息吹に満ちあふれた現代バップを聴かせる。シダー・ウォルトンの"I'm Not So Sure"、 R&B的なグルーヴが冴える"Strasbourg / St. Denis" 、ブルージーでクールな"Mr.Clean"、サム・クックのカバー"Bring It on Home to Me"など、シンプルに構成されたストレートなサウンドが小気味よい。ジェラルド・クレイトンによる軽快なピアノも魅力。
ロイ・ハーグローブ・クインテットのその他の作品
- ニコラス・ペイトン
- フレディ・ハバード
- Marquis Hill