Dança Das Cabeças

Dança Das Cabeças

ブラジル音楽、クラシック、ジャズなどの要素を奔放に融合させ、雄大にしてマジカルな音世界を創造する鬼才の世界的評価を不動のものとした、1977年発表のECMデビュー作。8弦ギター、ピアノ、木製フルートなどを駆使し、ビリンバウなどを用いる打楽器奏者のナナ・ヴァスコンセロスとのデュオで展開するサウンドは、現代音楽的な緊張感とブラジルらしい躍動や野性が同居した唯一無二のもの。アナログ盤ではA面とB面に分かれていた20数分に及ぶ2曲は、いずれも4〜5曲を曲間なしのメドレー形式で演奏されたものとなっており、アマゾンの奥地から宇宙へと飛翔するような起伏に富んだ展開で聴く者を圧倒する。次々とあふれ出してくるような旋律、リズム、静寂の連続はジャンルや時代を超えて今も鮮烈の一言。

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