アジアのみならず、アメリカやヨーロッパでも熱い注目を集める日米韓5人組グループによる、2024年3月の『EASY』以来半年ぶりとなるEP。“LE SSERAFIM と一緒にCRAZYになろう”というコンセプトの下、これまでのイメージを一新するアグレッシブな雰囲気が全トラックを通して伝わってくる。デビュー以来、トラップやアフロラテン系サウンドを取り込むなどグループは音楽の幅を広げてきたが、今作でもその姿勢は変わらない。EDMベースのハウスによるリードトラック「CRAZY」をはじめ、テクノ、ロック、ヒップホップなど多彩なジャンルにアプローチした全5曲は、光を放ちながらリスナーを熱狂へいざなう。各楽曲には、心の奥底から湧き上がる胸の高鳴り、刺激的なものに出会った時のスリル、何かに夢中になることへの喜びなど、アルバムタイトルの『CRAZY』が内包するそれぞれの解釈が描かれる。彼女たちの新たな魅力を引き出し、一緒に盛り上がることのできる最強の5曲。ここからは、メンバー5人が収録曲を解説してくれる。 Chasing Lightning SAKURA:この曲では私たち5人が、今好きなことや夢中になっていることについての話を共有しました。「自分の心に耳を傾けて、この瞬間を変えよう!」というメッセージが込められています。これまでのアルバムの始まりの曲とは違って、日常会話からスタートしてみました。必ずチェックしてみて! CRAZY KAZUHA:「CRAZY」は今回のアルバムのタイトル曲で、夢中になれるものを見つけた瞬間を表現しています。最初にタイトルを見た時は、「うわー、かなり強烈だな!」と思いました(笑)。制作を通して曲に集中していくうちに、この曲には「CRAZY」という言葉がぴったりと合う気がしました。この曲のメロディには、いつでもどこでも一緒に口ずさみたくなるような素晴らしいフックがあります。ワクワクしたいときや自尊心を高めたいときにおすすめです。😊 Pierrot KIM CHAEWON:この曲ではキム・ワンソンの「Piero Laughs At Us」をサンプリングしています。私は個人的にヒップホップスタイルの曲が好きです。「Pierrot」を通して、私のお気に入りのスタイルの音楽と、グループとしての私たちのフレッシュな新しい姿をお見せできて、とてもうれしいです。 1-800-hot-n-fun HONG EUNCHAE:アメリカのフリーダイヤルのようなタイトルが気に入っています。この曲のテーマは、「1-800-hot-n-funに電話をかけて! 一緒に熱いワイルドな時間を過ごそう!」というメッセージです。曲中には楽しい小さなディテールも詰まっています。私のお気に入りのリリックは、「一体Sakiはどこにいるの?」という部分。SAKIはSAKURAのニックネームなんです。ロック感あふれる曲なので、ぜひ楽しんでください! Crazier HUH YUNJIN:“crazy”という言葉は、人によって違った意味を持っていると思います。ここまで他のメンバーたちは、それぞれが“crazy”についての独自の解釈が含まれた4曲について話してきました。でも、最後の曲「Crazier」はちょっと違います。これは“crazy”の不在を歌った曲です。「たとえクレイジーさに欠けていても、若者の人生は美しいものだ」というメッセージを、誠実に共感を持って伝えたいと思いました。この曲をアルバムの最後に入れることは、私たちからみんなに対して、「あなたにとってCRAZYの意味は?」と質問を投げかけているようなものです。
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