1995年生まれ、山口県出身の小林愛実は、多くのすぐれた日本の若手ピアニストの中でも際立った実力を示し、大きな注目を集める存在だ。3歳でピアノを始め、7歳にして早くもオーケストラと共演。その後は、国内はもとより、4度に及ぶカーネギーホールへの出演をはじめ、海外からのオファーに応えて数々の国々で公演を行ってきた。また、2015年にはショパン国際ピアノコンクールの10人のファイナリストに名を連ねた。本作はそんな彼女のサードアルバムであり、ワーナークラシックスインターナショナルからの第1弾。2011年の前作から7年。少女は大人になり、その演奏も大きな成長を遂げた。このアルバムでは、小林の卓越した技術に裏打ちされた情感あふれるピアニズムで、ショパンとリストの名曲を心ゆくまで楽しむことができる。
小林愛実のその他の作品
- 2010年
- 反田恭平, アレクサンドル・スラドコフスキー & ロシア・ナショナル管弦楽団
- アレクサンダー・ガジェヴ, ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 & Andrzej Boreyko
- アリス=紗良・オット