2017年に発表された通算7作目となるアルバム。極めて洗練されたアーバンポップという趣を持っているが、粋な躍動感の裏側には失恋と再起というテーマが込められている。収録曲を4曲ずつ2作のEPとして順次リリースし、それからアルバムの全貌へと至るというドラマチックなリリース形態がとられた。ゆったりとした重厚なカントリーロックのグルーヴを練り上げる "In the Blood" にはシェリル・クロウがコーラス参加しているほか、久々に John Mayer Trio のスティーヴ・ジョーダン (Dr) とピノ・パラディーノ (B) もそろい、新しい音楽風景を目指している点も感慨深い。ルーツ色の強かった前作から一転、コンテンポラリーな息遣いを受け止めさせている。
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