

デビューから3年半にして初となるフルアルバム。ファンクの帝王、ジェームス・ブラウンの"ファンクで重要なのは一拍目だ"という言葉がインスピレーションとなったアルバムタイトル「Catch The One」には、ブラックミュージックへのリスペクトと、聴く人それぞれの大事な何か(=The One)をつかむための音楽であるというメッセージが込められている。これまでの都会的でスタイリッシュな曲調に加え、絶妙なエスプリが光る"愛とからさわぎ"や、ポップでありながらどこか憂いを帯びた"燃える星"など、彩り豊かな楽曲を収録。細やかなニュアンスに富んだサウンドが、バンドとして新たな段階に入ったことを鮮やかに告げている。