Dance Floor Monsters

Dance Floor Monsters

“9mm Parabellum Bullet以降” とも呼べる00年代後半の新世代ジャパニーズ・ロック・バンドの旗手として、最大級の人気を誇るのがこの the telephones だ。彼らのメジャー・デビュー・アルバムである本作「DANCE FLOOR MONSTERS」は、意味よりも響きの気持ちよさを追求した単純な歌詞と、メロディよりもバーカッシブなリズムを強調したボーカルの組み合わせ。そして小学生が手探りに作ったような単純なキーボード・メロディの反復がリスナーを奇妙な高揚に誘っていくというバンド・カラーを臆することなくシーンにぶつけた正面突破の1枚と言える。the Rapture やその後の海外ポストパンク・リバイバル勢からの直接的影響と、SHITDISCO のようなニュー・レイブ・バンドの享楽性やニューウェイブ感をミックスさせた楽曲と演奏は即効性抜群。この音楽を楽しむために、どんな前情報を調べておくことも、構える必要もまったくない。ただ大音量で聴けばいい。

ミュージックビデオ

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ