新型コロナウイルスの影響で世界中が長い夜に包まれたような2020年、GReeeeNから音楽のエールが届いた。連続テレビ小説のテーマソング「星影のエール」を含む7曲を収録した、10作目のオリジナルアルバム。ここには、胸の痛みを知る人の歌が収められている。愛を育み続ける難しさと向き合う「相思相愛」。悲しみでこわばる心を抱えた「ゆらゆら」。誰もが間違ったり、何かを恐れたりしながら、それでも少しずつ変わっていこうとする。GReeeeNの歌はそんな人たちを優しく、温かく見守るように響く。そして、彼ら自身が全力で生きる姿を刻んだ「ボクたちの電光石火」では、最後に力強い歌声で「もうすぐ朝がくる」と言葉を残す。