1989年、インディーレーベルSub Popからリリースされたニルヴァーナの記念すべきデビューアルバム。メルヴィンズのDale Croverが3曲でドラムを叩いている。バンドのオリジナリティの確立にはまだ途上段階ではあったが、未完成ゆえの荒削りなノイズ、重くゆがむベース、絶え間ないシャウトに彼らの途方も無い可能性がみなぎるドキュメンタリー的傑作。シアトルの地下シーンで芽生え始めていたグランジムーブメントのプロトタイプとなった一枚でもある。これはオリジナルテープからリマスタリングされた2009年リリースの20周年記念リマスター盤で、ブレイク前の貴重な記録である1990年のポートランド公演のライブ音源が追加収録されている。
ニルヴァーナのその他の作品
- 2009年
- 1992年
- レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
- System Of A Down
- Silverchair