2021年のブラックミュージック月間を記念して、アイコニックなテクノプロデューサーのDJ ROBERT HOODが、Floorplanのメンバーである娘のLyricと共にスペシャルミックスを作成し、ブラックミュージックについての考えや、その豊かな音楽遺産が自身の作品にどのように生かされているかを語ってくれた。 「子どものころ、ゴスペルミュージックは僕の家族の存在意義の一部だった。僕はパプティスト派の教会で育ったんだ。ゴスペルミュージックは僕に、農場で賛美歌を歌う奴隷たちを想起させる。それは農園から農園へ、神やお互いとコミュニケーションを取るための手段だった。黒人のDJ、そしてプロデューサーとして、僕はそのことについて考えている。僕らはすべての人と交流し、自分たちの音楽を世界中に広めたいんだ。そして、僕にとってのブラックミュージックとは、存在するすべてのジャンルを包括するもの。個人的には、ゴスペルミュージックは常にアメリカのブラックミュージックの礎となってきたと考えている。特に「Get My Mansion Ready」という曲におけるJAMES CLEVELAND牧師の声は、この問題だらけの世界が変わっていくことを楽しみにしている人々にとって、なじみのある音なんだ。そこに「Out of Control」の宗教的でディスコ的な体験が合わさると、スピリチュアルな爆発が起こる。このサウンドは、世界中のダンスフロアに影響を与え続けるだろう」