季節の終わりを告げるような激しさと狂おしさを伴う表題曲「Angel」。ちゃんみなは本作で、一人の女性が相手と出会い、どうしようもないほど恋に堕ちていく様子を描き切った。今作に収録されている4曲にはそれぞれにストーリーが託され、まるでドラマのように目まぐるしく物語が展開していく。「Angel」では“善も悪も当然 報いを受けるんだよ”と歌い、続く「Very Nice To Meet You」では“君の彼と イチャついたの先週”と衝撃的な告白をした後、「Rainy Friday」では“少しも悪い気はしないよ”と悪びれずに正直な気持ちを歌い、クライマックスの「As Hell」では、地獄のような痛みを味わいながらも快楽に身を委ねる様を切なく表現する。赤裸々な感情が多くの共感を呼ぶだろう一作。