レディー・ガガの主演映画のサントラにして、彼女にアカデミー賞主題歌賞をもたらした本作。下積み時代からいくつもの奇跡を経てスターダムを駆け上がっていくアリーの姿はガガ自身のキャリアとも重なり、それが物語に重層的な味わいを与えている。また、観客を驚かせたのが監督兼主演のブラッドリー・クーパーの歌声。自身も作曲に携わった"Black Eyes"でのパワフルなロックヴォーカルから"Maybe It’s Time"での内面をさらけ出すような歌声まで、往年のカントリースターを演じるにふさわしいカリスマティックなパフォーマンス。ガガとクーパーがそれぞれに本業である歌と芝居の垣根を超え、互いを高め合った結果、あの"Shallow"での感動的なデュエットが生まれた。
その他のバージョン
- Taron Egerton & Elton John
- ベニー・アンダーソン, ビョルン・ウルヴァース & リリー・ジェームズ