クリーヴランド管弦楽団の創立100周年を記念した3部構成によるアルバム。深く内省的な弦楽オーケストラ版によるベートーヴェンの"弦楽四重奏曲作品132"が冒頭を飾り、リヒャルト・シュトラウスの荘厳な交響的幻想曲「イタリアより」や、ソリストのPaul JacobsをフィーチャーしたBernd Richard Deutschによる、はつらつとしたオルガン協奏曲の初録音も収録されている。アメリカの"5大オーケストラ"の一角を占めるクリーヴランド管弦楽団と主席指揮者フランツ・ウェルザー=メストによる近年の名演、第四楽章の悪魔の音楽で知られるプロコフィエフのスリリングな「交響曲第3番」。そのほか、ニューヨークの街を恐怖に陥れるかのようなヴァレーズの"Amériques"や、見事なオーケストレーションによる激しくダークなJohannes Maria Staud作の"Stromab"も聴きどころ。
ディスク1
ディスク2
ディスク3
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