A Day at the Races (Deluxe Edition)

A Day at the Races (Deluxe Edition)

アルバムカバーやタイトルからも分かるように前作「A Night At the Opera」と対をなす姉妹編で、バンドのセルフプロデュースで制作された初めての作品でもある。大ヒットした"Bohemian Rhapsody"には及ばないものの独特の様式美とギターオーケストレーションに彩られたクラシカルな歌曲"The Millionaire Waltz"と、アレサ・フランクリンを敬愛するフレディ・マーキュリーがゴスペルに挑戦した"Somebody To Love"の2曲は本作中でも指折りの仕上がり。後者は先行シングルとして全米13位を記録している。ラストの"Teo Torriatte (Let Us Cling Together)"はさしずめ日本のファンへの心のこもった感謝のしるしといえるだろう。

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