メジャーデビュー5周年を飾る4作目のオリジナルアルバム。ライブのセットリストを作るイメージで制作したことで、ストレートなロックナンバーが大半を占め、越智志帆が気風（きっぷ）のいい歌声を聴かせる。ドラマ主題歌「輝く月のように」、映画主題歌「The Bird Without Wings」など話題のタイアップソングを多数収録。さまざまな矛盾や問題点をはらんだ現代人を皮肉る「平成ホモサピエンス」のように、時にシビアなメッセージも放つが、活力にあふれた歌声はネガティブなムードを一切寄せ付けない。骨太なロックスピリットを抱きながら、J-Popシーンのど真ん中を闊歩してきたSuperflyの本領が発揮された作品。