音楽史きっての大天才、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、35歳の若さで他界するまでに数多くの交響曲、オペラ、室内楽を世に残した。11歳で初めてピアノ協奏曲を作曲したモーツァルトは、1785年に自身の作品の中で最も有名となる二つの協奏曲、“ピアノ協奏曲第20番(Piano Concerto No. 20)” と “ピアノ協奏曲第21番(Piano Concerto No. 21)” を作曲した。オーストリア出身のピアニスト、フリードリヒ・グルダはこの二つの協奏曲を明確に解釈し、厳格なリズムの精密さと、ウィーンの詩的で切ない雰囲気を醸し出すことに成功した。1974年と1975年に収録されたこの二つの演奏には、クラウディオ・アバドが指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が加わり、過去最高の出来映えと称される作品に仕上がっている。
- タリス・スコラーズ & ピーター・フィリップス
- ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 & ラファエル・クーベリック
- ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ミレッラ・フレーニ, ヘルベルト・フォン・カラヤン, ルチアーノ・パヴァロッティ, エリザベス・ハーウッド, ロランド・パネライ, ジャンニ・マッフェオ & ニコライ・ギャウロフ
- ロンドン交響楽団, プラシド・ドミンゴ, クラウディオ・アバド, テレサ・ベルガンサ, イレアナ・コトルバス, シェルリ・ミルンズ & アンブロージアン・シンガーズ
- ジャニーヌ・ヤンセン
- エレーヌ・グリモー, ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 & ウラディーミル・ユロフスキ
- ピーター・フィリップス & タリス・スコラーズ