15曲、48分

スタッフメモ

ナンバーガールの突然の解散を受け、向井秀徳は自身のスタジオである MATSURI STUDIO を設立。そして、ナンバーガールでも同じ釜の飯を食ったアヒト・イナザワ、当時 ART-SCHOOL だった日向秀和、ギターに吉兼聡らを迎えて2003年に結成したのが ZAZEN BOYS だ。ナンバーガール最後のオリジナルアルバム 「Num-Heavymetallic」に見られる、極端なまでにデッド感を強調したアルビニの仕事を彷彿とさせもするドラムや、スティーヴ・ハウにも似たコードワークを放棄したギターのアレンジなど、希薄になっていくオルタナ感と加速していくノー・ウェイヴ感、そしてより低くなっていく重心からも、向井秀徳の次なるヴィジョンのサウンドテクスチャーはある程度予感されもしたが、2作目にあたる本作においては、そのデビューアルバムにおける「衝動」がより作品としての豊穣さを獲得していることがわかる。プリセット音の快楽性にフォーカスしたオールドスクール・エレクトロ "ZAZEN BO" で幕を開ける本作は、ノー・ウェイヴの優れたバンドたちがことごとく優れたダンスバンドだったという事実を敷衍するかのように、エッヂィなギターとタフなファンクネスを同居してみせた "Crazy Days Crazy Feeling" や、決して懐古趣味に陥ることなくナンバーガール時代のフィーリングをザゼンヴァージョンに発展してみせた "黒い下着" "Harahetta" "最前線" など、ファーストアルバムにおいて、むき出しのまま転がっていた方法論とも呼べるものが、本作においてはより風景/情景を帯びて聴く者の眼前に迫ってくる。

スタッフメモ

ナンバーガールの突然の解散を受け、向井秀徳は自身のスタジオである MATSURI STUDIO を設立。そして、ナンバーガールでも同じ釜の飯を食ったアヒト・イナザワ、当時 ART-SCHOOL だった日向秀和、ギターに吉兼聡らを迎えて2003年に結成したのが ZAZEN BOYS だ。ナンバーガール最後のオリジナルアルバム 「Num-Heavymetallic」に見られる、極端なまでにデッド感を強調したアルビニの仕事を彷彿とさせもするドラムや、スティーヴ・ハウにも似たコードワークを放棄したギターのアレンジなど、希薄になっていくオルタナ感と加速していくノー・ウェイヴ感、そしてより低くなっていく重心からも、向井秀徳の次なるヴィジョンのサウンドテクスチャーはある程度予感されもしたが、2作目にあたる本作においては、そのデビューアルバムにおける「衝動」がより作品としての豊穣さを獲得していることがわかる。プリセット音の快楽性にフォーカスしたオールドスクール・エレクトロ "ZAZEN BO" で幕を開ける本作は、ノー・ウェイヴの優れたバンドたちがことごとく優れたダンスバンドだったという事実を敷衍するかのように、エッヂィなギターとタフなファンクネスを同居してみせた "Crazy Days Crazy Feeling" や、決して懐古趣味に陥ることなくナンバーガール時代のフィーリングをザゼンヴァージョンに発展してみせた "黒い下着" "Harahetta" "最前線" など、ファーストアルバムにおいて、むき出しのまま転がっていた方法論とも呼べるものが、本作においてはより風景/情景を帯びて聴く者の眼前に迫ってくる。

タイトル 時間

評価とレビュー

4.9/5
12件の評価

12件の評価

レザーフェイス

これは凄い。

日本のロックの一つの完成型ではないでしょうか。駄曲なしの15曲でお腹いっぱい。アルバム買いしかないです。

smeimei

安眠棒で〜♪

どっかで描いたような低ーい雲が下がる海岸線を
愛車コペンで走りながらこのアルバムを初めて聴きました
1曲目から格好良すぎて事故るとこでした……
ナンバーガールも好きだけど、zazenboysも最高!
2、4、5のバックコーラスがセクシーだなぁと思ったら
椎名林檎だった!九州の匂いがする!

川ちゃん

アーバンな響き。

 1曲目、ZAZENBOの「社会の窓は開きっぱなし」という第1声で、完全にノックアウトでした。「あ~、ZAZENBOYSは新たなタームを得たなぁ」などと関心しているのも束の間、2曲目「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」のイントロが始まった瞬間に、もうどうでもいい。この感じ非常に大事です。「ああ、もうどうにでもなれ」この感じです。カッコ良すぎるから、もうどうでもいいのです。
 1stから進化した冷凍都市サウンド。より演奏の密度が濃く、1stには無かった都会のキラキラした感じ(夜限定)が加わり、暴走するサウンドと共に炸裂するムーディな響きがもうたまりません。
 あなたの前に敗北主義的な男前が起っている・・・。
 

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