ポップな作品を目指し、ユニコーンなどを手掛けた笹路正徳をプロデューサーに招聘。そのためアレンジ面ではシンセサイザーやストリングス、ホーンなどの楽器が随所で駆使されている。また草野マサムネの楽曲作りもメロディを重視したものに変化。軽快なノリの「裸のままで」、後年も含め2度にわたってヒットを記録したフォークバラード「君が思い出になる前に」、数年後にシングルでリカットされる「夢じゃない」など時代を経ても愛され続けるナンバーを収録している。ジャケットには派手なメイクの草野が映っており、ここからもバンドを開けた存在にしたいという思いが感じられる。1993年リリース、バンドが確実な前進を見せた一作。
- 2021年
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- My Little Lover