全11曲約70分、LPでは2枚組で発表された通算5作目。前作「Controversy」同様、ザ・レヴォリューションのメンバーが一部に加わりつつも、基本的にはプリンス一人で制作。リレー形式のヴォーカルで始まる"1999"や、メロディックな"Little Red Corvette"をはじめとするほぼ全曲のドラムパートを、リズムマシンの名機リンドラムが担っているのも大きな特徴。独特のハンドクラップや、ピッチを下げたサイドスティック(リムショット)音によるパーカッシブな装飾フレーズは、彼のシグネチャーサウンドとしてしばらく多用された。地声によるロック的なシャウトが聴ける曲も一気に増え、多くの人がイメージするプリンスの音楽スタイルが開花したアルバムといえる。
その他のバージョン
- 2015年
- 1979年
- 2021年
- 2001年
- 2014年
- 2019年
- プリンス&ザ・レヴォリューション
- ザ・タイム
- ティーナ・マリー
- プリンス & ザ・ニュー・ パワー・ジェネレーション
- Slave
- アイズレー・ブラザーズ
- プリンス & The N.P.G.