「愛があふれる作品を作りたい」という思いから、さまざまな愛のかたちを描いたサードアルバム。行動が制限された不自由な世界を楽しげに生きるカップルの日常をつづる「スーパーでデート」や、恋をして世界が一変した女の子の妄想をコミカルに語る「ミッドナイトをかけぬけて」など、コレサワが歌う女の子は一途で可憐でいて、たくましさもある。成就した恋や、うまくいかなかった恋、ちょっぴりよこしまな恋など、どんな状況だったとしても、豊富なアイデアを持って日々を精一杯生きる女の子たちの切実な気持ちが、この作品には詰まっている。また、「愛を着て」や「いただきます」のように、家族愛や友情の温かさを伝える歌も収録され、さまざまな愛の形を伝える作品となっている。魅力的なアートワークは、イラストレーターであるウチボリシンペの手によるもので、コレサワが歌う好奇心いっぱいな女の子の世界観を色鮮やかに表現している。