日本が世界に誇るKawaiiカルチャーのアイコンとして駆け抜けてきたきゃりーぱみゅぱみゅ。オリジナルアルバムとしては4年ぶり、4作目となる本作は、しなやかな女性らしさをまとった彼女の新しい魅力を発信すべく、大人な雰囲気の漂う楽曲がそろった。日本独自の伝統美をポップに表現する"音ノ国"、プロデューサーの中田ヤスタカが所属するユニット、CAPSULEの"恋ノ花"カバーなど、和旋律による歌が華やかに響く。元素記号の覚え方をもじってナンセンスな言葉遊びをする"演歌ナトリウム"のように茶目っ気やユーモアも忘れず、従来のファンシーさを保ちつつ新境地を感じさせる作品。信藤三雄と初タッグを組んだ和テイストのアートワークにも注目。
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