空の飛び方

スピッツ

空の飛び方

フォークロック的な曲調で、発売から2年後にドラマ主題歌となって大ヒットした名曲「空も飛べるはず」、この時期のバンドの勢いを反映した「青い車」を収めた通算5作目。シングルになったこの2曲はギタリストの土方隆行がプロデュースを担当し、ギターサウンドを繊細に突き詰める成果を上げた。残る8曲のプロデューサーは前作『Crispy!』と同じく笹路正徳だが、アレンジを主導したのはメンバーたちで、かなりナチュラルな音に仕上がっている。アルバムとして初めてセールスチャートの上位にランクインし、リカットしたシングル「スパイダー」もヒット。この曲と「不死身のビーナス」は当時からライブで盛り上がるナンバーだった。「ヘチマの花」をデュエットしているのはTRANSISTOR GLAMOURの寺本りえ子。デビュー4年目、スピッツは音楽シーンの最注目バンドとして遂に脚光を浴びたのだった。

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