さまざまな妖怪が列をなして行進することを意味する“百鬼夜行”から、1文字変えて『百希夜行』と題したセカンドアルバム。その力強い歌声がもたらすのは、まさに希望の光。“今を生き抜け”と高らかに叫ぶ「進化論」を筆頭に、生命力に満ちた楽曲が並ぶ。シビアな現実を反映させたメッセージソングもあるが、その歌声から伝わってくるのは、前を向き続ける意思の強さ。ASCAが敬愛するシンガーソングライターの阿部真央が作詞作曲した「regain」など、個性的なアーティストによる楽曲も鮮烈な印象を放つ。西川貴教+ASCA名義で発表して話題となった「天秤-Libra-」の別アレンジバージョンや、カンザキイオリ「命に嫌われている。」のカバーも収録。TeddyLoidプロデュースによるラストナンバー「Wings to fly」では、ASCAが親交を深める足立佳奈、MaRuRi(まるりとりゅうが)、mizuki (UNIDOTS) と共に希望のメッセージを歌い紡ぎ、爽やかな余韻を残す。
- 2021年
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