Lifetime Respect

Lifetime Respect

三木道三の "ライフタイム・リスペクト" の大ヒットは、「一生一緒にいてくれや」 との歌いだしからもいまだ結婚式で歌いつがれるなど、レゲエという音楽を日本中に認知させた国内レゲエ界のエポックメイキングな現象のひとつとなった。しかもそんな大ヒット曲が、スティーリー&クリーヴィーというジャマイカの本物のミュージシャンを起用したことによって、本場ジャマイカの音を日本中に届けたという意味でも画期的といえる。この2001年のレゲエ界の「事件」ともいえるシングル "ライフタイム・リスペクト"を収録した本作は、だからといって売らんかなの姿勢でつくられたものでは決してない。そこには、日本のヒップホップのMCも多数参加したミックステープ 「MIKI-FM」 (’97)でその名を上げ始めた彼の、ストリクトリーでクロスオーバーなレゲエDJとしての一貫したスタンスがあふれんばかりにパッケージされている。"Do the Reggae"、"斬る! ジャパニーズ"、"太陽" などの攻撃的な楽曲は、レゲエの世界を初めて訪れた J-POP リスナーに対して、本当のレゲエDJのクールさを知らしめる最良のガイダンスとなったことだろう。

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