評価とレビュー
wishwoods
、
普遍性と時事感
そもそも、佐野さんの以前の歌を聴いたとしても、「懐かしいな」と思うことはほとんど無い。
それは、いつ聴いたとしても、鮮明に響く煌めきをもっているから。
それでもなお、「いま」選ばれた楽曲たちを、「いま」の元春が歌う、旧来の仲間たちと「いま」の絆をもって。
「THE SUN」を聴きながら踏ん張った大人たちが、「COYOTE」で冒険心を思い出し、
そしていま、あたたかな心をもって、時代に挑みかかる、あくまでクールに。
そんな気持ちがシェアできるような、ステキなアルバムだと思う。
2011年1月にリリースされる必然性が、ここにはある。
ancha
、
今を楽しむ為の過去の曲たち
佐野さんはステージで「むかしの曲をやります。けど、懐かしむ為じゃなくて、今を楽しむために」と発言されることがあります。
初のセルフカバーアルバム「月と専制君主」は、まさにそんな一枚だと思います。
ジャジャ鳥
、
どう表現したらよいか
いったい、今までどの位
佐野さんの唄に助けられてきたのだろう
優しくもあり、厳しくもあり
そしてまた、今回もまた、
この心の震えは何だろう
30周年・・・ありがとう。