13曲、1時間10分

スタッフメモ

2010年2月3日、新宿 PIT INN での公開レコーディング・ライヴ。わずか100人の観客の前で録音された13の歌は、まるで野生の生き物のように本能的な生命力に満ちている。UA のデビュー15周年を記念して行われた当夜のライヴのセットリストにはファンからのリクエストも反映されており、たとえば “悲しみジョニー”、“情熱” といったヒットソングや “水色” などの重要曲が配置されている。しかしベスト盤的に活動を総括するような、もしくは過ぎた過去を懐かしむような視点はない。ここにあるのは、あくまでこの夜時点での UA の歌だ。ギターに内橋和久、ベースに鈴木正人といった気心の知れた編成でのプレイは、アフロ・ファンク、あるいはエレクトリックに傾倒した時期のマイルス・デイヴィスに通じるジャズ・ファンクを標榜しながら、非常にスケールの大きいサウンドに結実している。そして UA の声はその海の中でのびのびと泳ぐかのように、素晴らしく躍動しているのだ。そのエネルギーはクラブ・サウンド、レゲエ、フォークトロニカに奄美の島唄……と幾多の旅を重ねてきた彼女の歌が、今もまだ変容し、成長を遂げる過程にある証でもある。そして UA の歌は、ここからまた違う居場所を求めて旅を続けるに違いない。このアーティストの姿勢そのものがうかがえる、誠実な実況録音作である。

スタッフメモ

2010年2月3日、新宿 PIT INN での公開レコーディング・ライヴ。わずか100人の観客の前で録音された13の歌は、まるで野生の生き物のように本能的な生命力に満ちている。UA のデビュー15周年を記念して行われた当夜のライヴのセットリストにはファンからのリクエストも反映されており、たとえば “悲しみジョニー”、“情熱” といったヒットソングや “水色” などの重要曲が配置されている。しかしベスト盤的に活動を総括するような、もしくは過ぎた過去を懐かしむような視点はない。ここにあるのは、あくまでこの夜時点での UA の歌だ。ギターに内橋和久、ベースに鈴木正人といった気心の知れた編成でのプレイは、アフロ・ファンク、あるいはエレクトリックに傾倒した時期のマイルス・デイヴィスに通じるジャズ・ファンクを標榜しながら、非常にスケールの大きいサウンドに結実している。そして UA の声はその海の中でのびのびと泳ぐかのように、素晴らしく躍動しているのだ。そのエネルギーはクラブ・サウンド、レゲエ、フォークトロニカに奄美の島唄……と幾多の旅を重ねてきた彼女の歌が、今もまだ変容し、成長を遂げる過程にある証でもある。そして UA の歌は、ここからまた違う居場所を求めて旅を続けるに違いない。このアーティストの姿勢そのものがうかがえる、誠実な実況録音作である。

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