ZHIVAGO

ZHIVAGO

Blankey Jet City で日本のロック・シーンに消えない足跡を残した浅井健一。BJC解散以後にも Sherbets、 Jude、浅井健一名義と多岐にわたる活動を休むことなく続けている彼だが、その作品群の中でも特にポップでストレートに突き刺さるロックンロール満載なのがこの Jude による 「ZHIVAGO」 だ。“DICK DEE”、“愛のChupa Chups”、“まわりくどい喋りかた” といったファン好みの疾走する楽曲はもちろん、BJC時代の泣きの名曲群を思わせる完璧なキラー・チューン “宇宙的迷子”、ロカビリー・テイストと皮肉な歌詞が抜群な “Happy Days”、発売当初のインタビューで本人もフェイバリットに挙げていた “ロバの馬車” などなど、各楽曲のキャラクターが見事に際立っていてアルバム1枚を通しての満足感が非常に高い。そしてもちろん日本語のロックンロールとして最高峰に位置するであろう浅井健一の詞世界も健在。シーンの現状や時代性などとは無縁の傑作だ。

JUDEのその他の作品

他のおすすめ

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ