スタッフメモ “小説を音楽にする”というコンセプトで活動するユニット、YOASOBI。本作は彼らのデビュー曲である。楽曲の基となった小説は星野舞夜『タナトスの誘惑』。自殺願望を持つ彼女と、それを止めようとする主人公の織りなすストーリーだ。

コンポーザーのAyaseは制作にあたり「小説のテーマに沿った雰囲気にしてしまうとダークなだけの救われない曲になってしまうと思い、一見バッドエンドと思える結末が主人公にとってはハッピーエンドなんだというところに着目し、キャッチーでポップなものにしようと考えました」と言う。

ボーカルのikuraは「最初、小説の世界観を広げるということがどういうことなのか分からないところもあったのですが、原作を読んだ後に、想像していたのとは180度違う雰囲気の曲がAyaseさんから出来上がってきて、こういうことかと理解できました。原作と曲のそれぞれにしかない言葉や表現もあり、行ったり来たりしながら一つの世界が完成するというイメージです」と語ってくれた。

ダンスビートの上で躍動するメロディと伸びやかな歌声は、確かに原作にはなかった世界を見せてくれる。デビュー曲にして、“小説を音楽にする”というコンセプトの持つ可能性の大きさを感じさせた一作だ。

1
4:21
 

YOASOBI その他の作品

おすすめコンテンツ