MODERN TIMES

PUNPEE

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MCバトルやPSGとしての活動などで2000年代後半から徐々に話題になり、2010年代半ばには般若やRHYMESTERへのトラック提供、加山雄三や宇多田ヒカルのリミックス、テレビ番組やテレビCMの楽曲制作、アメコミの翻訳監修を手掛けるなど、多方面から注目を集める存在になったラッパー/プロデューサーのPUNPEEが2017年に完成させたファーストソロアルバム。40年後に自ら回想するという形式のコンセプチュアルな作品で、耳馴染みの良いサウンドとスムースなラップによるジェットコースターのような展開で、一気に聴き通してしまうような巧みな構成力が光る一方で、フレッシュなアイデアやマニアが思わずニヤリとする小ネタが高密度で詰め込まれており、聴くたびに新たな発見がある。発想や手法は紛うことなきヒップホップ/ラップアルバムでありながらその枠には収まらない魅力も持ち、高止まりしていた期待値を軽々と超えてみせた2017年のシーンを代表する一枚。

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