よしだたくろう 青春の詩

よしだたくろう 青春の詩

“日本のボブ・ディラン” と称されるシンガー・ソングライターの先がけであり、大規模な野外コンサートを開催したり、自らレーベルを設立したりと、常に新しい地平を切り開いてきた吉田拓郎。フォーク/ロックを単なるマイナー・ジャンルから日本のポップ・ミュージックのメインストリームに押し上げた功労者として、後のアーティストだけでなく、多くの同年代のアーティストにも絶大な影響を与えた彼が1970年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム。「…です」「…ます」調と意図的な字余りを多用した不思議な語感で展開されるオリジナルな歌詞の世界、そして親しみやすいのにどこか個性的なメロディ・ラインという吉田拓郎節はこの時点で既に確立されていて、 "今日までそして明日から" や "イメージの詩" で聴けるフォーク・サウンドと柔らかいボーカルから、 "野良犬のブルース" のようなロック/ブルース色の濃いサウンドで聴かせる骨太なボーカル・スタイルまで、自由奔放で枠にはまらない若かりし日の吉田拓郎の才能が炸裂している。

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