空中キャンプ

空中キャンプ

ダブ、レゲエを基調としながらも、特定の枠組みに収まらない音楽性と精神性によって、後続するアーティストたちに多大な影響を与え続けている孤高のバンド。本作は「LONG SEASON」、「宇宙 日本 世田谷」と続く、通称"世田谷三部作"の一作目にあたる1996年リリースのアルバム。メンバーチェンジを経て、3人編成となった彼らがエンジニアのzAkを共同プロデューサーに、HONZIやヒックスヴィルの木暮晋也らをサポートに迎え、バンド所有のワイキキビーチスタジオで極めたスタジオワークによって、覚醒感と浮遊感が同居したバンドの進化が封じ込められている。2人だけの逃避行に馳せる思いがロックステディのリズムと共に膨らむ"BABY BLUE"やメランコリックなフレーズのループが高みへと導く"ナイトクルージング"、シンフォニックな冒頭からトリップが繰り広げられる"すばらしくてNICE CHOICE"といった後期の代表曲を含め、その音楽世界は広く深く、どこまでも続いている。

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