東京を拠点とするヒップホップコレクティブ、YENTOWNに所属するPETZによるファーストアルバム。国際色豊かな仲間と共に、東京から広がっていく壮大な世界観を提示する。幕開けとなる「Intro -COSMOS-」はフィラデルフィア出身のバウアーが手掛け、他にも、リル・ウージー・ヴァートらへの楽曲提供でも知られるオランダ人プロデューサーのStarBoy、中国のラップユニットのハイヤー・ブラザーズからMasiwei、タイの国民的ラッパーYOUNGOHMといったアーティストらが参加し、インターナショナルに認知されているPETZのアーティスト性を反映した内容に。ロックテイストあふれるカラフルなサウンドが特徴的な「CHROME HEARTS」や、OZworldと自身の世界観が見事に融合した「RPG」、そしてJin Doggが歌う切ないメロディが胸を打つ「Blue」など、PETZの想像力の豊かさを感じさせる楽曲が多く並ぶ。同じYENTOWNから、Awich、kZm、そしてプロデューサーのChaki ZuluやUleeらも参加し、ホットな東京のストリートから宇宙に広がるPETZワールドを開花させている。